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40代主婦が中国語特許翻訳者を目指す記録
学習記録

【中国語特許翻訳】類似特許の学習をして思った事(2020/11/05)

最近は医療機器の類似特許を読んでいます。
今日、読んでいた特許に出てきた「非侵襲的(ひしんしゅうてき)」という言葉。
恥ずかしながら初めて知りました。
中国語の方は「无创伤身体」なので、意味はすぐ分かりましたが、日本語での適切な語彙が思い浮かびませんでした。

「非侵襲的(ひしんしゅうてき)」とは、「生体を傷つけないような」という意味で、例えば検査であれば、超音波検査やMRI・CT検査のように、皮膚や身体の開口部に器具の挿入を必要としない手技に対して用いられます。
今回はざっくり言うと、「心臓ペースメーカーのバッテリーに関する特許」を読んでいて、そのバッテリー交換が必要ないというくだりで、今までは開胸手術をして機器を取り出しバッテリー交換をしていたけれど、この特許の技術を使用すれば”非侵襲的に行える”ので、患者さんの苦痛を取り除けます、というような使われ方をしていました。

前後の文章からも、中国語の表現からも「体を傷つけない」という事を述べたいのだろうという事は分かりましたが、そのまま訳出したら、きっと「ああ、この人は医療の知識が全くないのに訳出しているのだな。もっと適切な表現があるでしょう?」と思われてしまうでしょう。

どの分野でも当たり前のことですが、当業者が使う用語を意識して選ばなくてはならず、その為にはやはり学習が大切だと改めて思いました。
実際今回の公開訳でも、バッテリーに言及した部分で、「負極活物質層」を「負極活性物質層」と訳出されていました。
恐らく中国語では「负极活物质层」と、「性」の字が入っていることからそのような訳出になったのだと思われます。
少しでもバッテリーに関して学習していればこのようなミスは絶対に起こさないはずで、その一文字を入れてしまったばかりに、一瞬で「ああ、この人はバッテリーに関してはあまり知らないのね。」と分かってしまうのだ、と実感しました。
反面教師として、しっかり学習させてもらうようにしています。

ちなみに、今回「非侵襲的」を知った際、このHPのコラムが面白かったのでご紹介します。
「バイオコラム」として、様々な内容が取り上げられており、基礎的な知識を得るには良いかと思いました。
とてもたくさんあり、私もついつい読みふけってしまいました・・・・・・
イカンイカンw
HP内の解析に関するカタログ等もとても面白そうだったので、とりあえずブックマークしておいて、また時間のある時にちょくちょく参考に読みたいと思います。

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