6月の振り返りをしたいと思います。
トライアルを通じて感じた事
6月はトライアルに3件応募しました。
さらにもう1社応募しようと思っていた日に、トライアルを送って頂いたので、
そこからはトライアルに集中していました。
毎回思いますが、実際応募してみたり、トライアルに挑戦したりすると、
様々な気付きがあります。
講座のビデオを見て、管理人さんが言っていることを聞きながら準備や学習をしていても、
分かっていたつもりが多く、自分としては完璧に準備しているつもりでも、
実際に行っていくと、「この準備は不十分だった。」とか、
「ここはこのように行っていたが、こちらの方が良い。」等、
修正事項が多々発生します。
実際にトライアルを行いながら作業の精度を高めていけると思いました。
そういった面でも、管理人さんが度々「早くトライアルに応募する事」と言っていらっしゃるのは、経験から気付きを得るためにかなり重要なポイントだと思います。
実際メールのやり取り一つにしても、参考になる点は多々あります。
件名を書くだけであっても、どう書いたら一目で何のメールか分かってもらえるか、
相手の時間を無駄にしないためにどのように伝えるか、考えたりしてしまいます。
返信して頂いたメールから、学ぶところも多く、今回は特にとても感じの良い担当者の方で、メール一つとっても色々勉強になりました。
早速自分のメール雛型に反映させました。
良いところは学び自分に取り入れつつ、どんどんブラッシュアップしていかないといけないと思いました。
中国語のトライアルについて
中国語のトライアルは英語とは違う、とよく講座の先輩方からも教えて頂いたのですが、
自分が実際トライアルを受けるようになり、本当に実感しています。
とは言っても、私は英語のトライアルは受けた事がないので、正確な比較ではないかとは思いますので、その辺りはご容赦下さい。
今回、私が応募したのは「特許」そして「医療機器」です。
この分野で応募した場合、英語であれば最低でも特許、医療機器ではなくても、機械系のトライアルが来るのではないでしょうか?
私が受けたトライアルは、「一般翻訳」でした。
内容は詳しく書けませんが、特許でもなければ医療でもなく機械でもない、そんな内容です。
むしろ、誰もが読むような雑誌や新聞に書かれている内容の翻訳、という感じです。
これ、中国語トライアルのあるあるのようです。
そもそも、翻訳会社自体、中国語の仕事が全体の何パーセントを占めているか、
と考えてみれば、トライアルで自分が希望した分野の内容ではないことは致し方ない事かもしれません。
前回のトライアルも同じような感じでした。
トライアルだけではなく、実際の仕事においても、分野を絞っても、中国語翻訳の仕事はその通りには来ない、という事です。
むしろ分野に固執すればするほど、クライアントも打診がしにくくなりますよね。
そんなピンポイントの仕事ばかりあるわけではないと思います。
自分が希望する分野の仕事を受けて満足して頂ければ、次回も同じような分野の仕事が来たら優先して声を掛けてもらえる、という事はもちろんあると思いますが、
中国語に関しては、あまりに分野を絞って攻めていくのは得策ではないと思いました。
しかしながら、専門分野はあった方がもちろん良いですよね。
アピールポイントにもなるし、自信にもなるし、そこから関連付けて知識を広げていけます。
その辺りはもちろん英語も同じだと思いますが、英語の方が狭く深く掘り下げていけるイメージです。
中国語翻訳という仕事においては、一つコアを作りある程度学習をしたら、それ以上深く掘り下げなくても良いからどんどん広げていく、そして広げながら何度もコアの関連部分に戻ってくるのでその際に少しづつ掘り下げていく、という方がプラスに働きそうです。
実際、今回のトライアルを受けて(前回も思ったのですが)特許翻訳をもちろん目指しているが、いわゆる一般翻訳の題材も毎日少しづつで良いから触れていかないといけないと改めて思いました。
入り口を広くしておかないと、トライアルに合格できる可能性が広がらないと思います。
ニュースなどになると、新語や省略した言葉が常に出てくるので、確認しておく方が得策です。
今までのトライアルでも、いわゆる「新語」を交えた文章が何か所もあり、その背景まで知っていなければ答えられない、という部分も多かったです。
その時調べて確認できれば良いのですが、あらかじめ知っている方が時間の短縮にもなるし、その他調べ物に時間を取ることができます。
今回のトライアルから学んだことを活かしつつ、次のトライアルに向けて進めていきたいと思います。
7月も引き続きトライアルに応募していきます。