今日からまた特許明細書の対訳へ戻りました。
今回は、ステント関係の特許を読む事にしました。
以前から準備してあった明細書ですが、今日中国語版と日本語版を確認したところ、かなり大きく内容が違っていました。
対訳を取るというよりは自力翻訳していく形になると思います。
その為、急遽別のステントの明細書を先に1件読む事にしました。
同時に、ステントについても学習し始めました。
以前、3Dプリンタを訳した際、少し調べたりしましたが、更に知識を補充していきたいと思います。
また、今回の特許は生分解性ステントに関するものです。
ステントというと、血管を内側から支える目的で金属ステントを留置する処置が広く行われているのですが、体内に異物として残るために不利益があるのでは、という懸念があるようです。
生分解性ステントは、留置された血管を支える役割を一定期間果たした後に体内で分解・吸収されて消失するステントで、体内に異物が残らないというメリットがあります。
ただ、血栓症のリスクがやや高いことが報告されているようで、更なる改善が必要なようです。
今後の技術革新に期待したいと思います。
今回読む特許は最新の内容ではないですが、このように自分が知らない技術を知る事ができ、特許翻訳者は楽しいなあ、と思いました。
(実際に仕事をするようになったら、そんな悠長な事を言ってはいられないと思いますがw)
今日また何冊か半導体や電子・電気系の書籍が届いたので、時間を見つけて読んでいきたいと思います。
半導体に関しては、汎用性がかなり高いので、学習しておいて無駄になる事は無いと思いました。
今後も継続して学習は続けていきたいと思います。