要約力を培う
ビデオ「3718 翻訳者と要約力」を視聴しました。
アドヴァイスを頂きありがとうございました。
明細書を読むためだけではなく、全ての事に繋がる要約力をしっかりと培わなくてはならないと改めて思いました。
管理人さんがおっしゃっていたように、要約する力というのは様々な場面で必要ですよね。
私自身も、講義をする際、ダラダラと話さないよう注意し、ポイントとなる点を分かりやすく伝えるよう気を付けています。
まだまだできていないなあ、と思う事が多く、後から、「こんな風にまとめて伝えればもっと分かりやすかったのでは?」等ど反省することが度々あります。
今日のビデオの内容を忘れないように、大切なことを短く集約して伝えていけるよう「要約力」を付けるべく、意識して練習していきたいと思います。
日本語の特許明細書を読んだ際には、Excelに「閲覧明細書一覧表」としてその明細書の内容を、「課題」や「具体的な解決法」等、項目毎に分けて、自分なりにまとめていました。
項目の一つに、「要約」という欄も設けており、毎回この欄にその特許内容を要約していたのですが、要約を翻訳する際のボリューム感覚を養うため、この時点から400字以内でまとめる練習をしておけばよかったな、と思いました。
この欄をまとめるのに、内容を詰め込み過ぎる傾向があったので、取捨選択がきちんとできていない、という事が理由だと思いました。
AよりB、BよりCと、それぞれの要素の重要度が分かっていれば、きちんと取捨選択をし、必要不可欠な内容から要約して漏れが無いよう書けると思ったからです。
つまり「特許のキモ」がしっかりと掴めていなかったという事です。
最近、この特許明細書のまとめがおろそかになっていたので、また初心に戻ってきちんと行っていこうと思います。
また、特許だけに関わらず、様々な場面で、物事を考える際、「キモは何かな。」と、常に考える癖を付けるよう意識していきたいと思います。