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Trados2019 メモリの上書きと追加登録
今日は昨日の対訳学習で、理解が足りていなかった部分を抜き出し、文章を単語単位でスラッシュを入れながら切り、かっこで括ったり、矢印を引っ張ったりと、かかりに気を付けながら確認しました。
とにかく「~的(~の)」が多用されており理解が難しいです。
セミコロンなどが使われていればまだ目安になるのですが、今回の中国語原文では、この請求項の部分は全てカンマで区切られており、大変長い一文になっていましたので、文を短く切っていく事も一苦労しました。
やはりここは数をこなしていくしかないと思うので、明日からは新しい素材を使用し自力翻訳をしていきたいと思います。
訳文の確認学習をした後、全ての訳文をTradosに入力し、一連の保存作業を行って保存しました。
その後、以前メモリの数が、セグメント数より少ないという事があったので(そしてまだ未解決・・・)メモリの確認もしてみました。
すると!
思いがけないことが起こっているではありませんか!
私はまだ学習中のため、各セグメントに対して、メモリは一つのつもりでいました。
つまり、確定した後、訳文を入力し直して再確定した際は、上書き保存していると思っていたのです。
ところが、今日確認したところ、同じセグメントのメモリが複数入っていることに気が付きました。
レベルが上がれば、表現の違いなど同一文章に対して複数の訳を登録したい、という事もあるのかな?とは思っていたのですが、まさか現在の拙い訳まで登録されているとは・・・・・・
上書きされてないのはなぜだろう??
しかし、全ての訳が複数入っているわけではなく、ほとんどの訳文は上書きされておりメモリは一つです。
これはTrados作業の際、私が何か間違った作業をしたから、このような事が起こったのでは?と思い、色々調べてみたところ、やはり操作によって違いが発生した可能性が高かったので、皆さんにもシェアします。
とは言え、皆さんはきっとご存知の事だと思うのですが・・・w
Tradosで訳文を確定する際、以下の確定キーで確定しますよね。
確定キーを選ぶと、どのような方法で確定するのか、細かく分かれています。
その際、私はいつも「確定して次の未確定分節に移動」を選んでいました。
Ctrl+Enterで手軽にショートカットキーを使用でき便利です。
この場合、訳文が既にあっても上書きして保存されますので、メモリにある訳文は一つになる訳です。
問題は、一番下の「新しい翻訳単位の追加」!!!
この部分、よく見ると、一つだけメモリのマークが頭に付いています!
そして小さく ”+” マークまで!
アキラカニ アヤシイ・・・・・・
調べてみましたら、やはり、ここで確定すると、既存の訳文があっても、その訳文は上書きせず、新しい訳文としてメモリに追加されるのです。
たまに、ショートカットキー(Ctrl+Enter)ではなく、この「確定」の部分を直接クリックする事で確定を行う事があり、恐らくその際「新しい翻訳単位を追加」をクリックしてしまっていたのだと思われます。(ナゼ??)
プラスに考えれば、一つの原文に複数の訳文を登録したい場合はとても便利ですよね。
きっちり区別して使い分けていきたいと思います!
Tradosさん、意外と色々な技を持っており、侮れません・・・・・・
これからも色々調べながら、仲良く付き合っていきたいと思います。
ご存知ない方のお役に立てれば幸いです!
学習内容
訳文確認
Trados作業
学習時間
2.0時間