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40代主婦が中国語特許翻訳者を目指す記録
学習記録 PR

【中国語特許翻訳】翻訳するという事(2020/08/17)

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「翻訳」は難しい

今日もまた引き続き手術シミュレーション用軟質血管モデルのビデオを視聴しました。
今日のビデオの中で、なんと!管理人さんに「もー、いやだ」と言わせる難解な一文が出てきました。
意味が難しいのではなく、英文がおかしいようです。
(私は中国語なので、ビデオを見ながら中⇔日を対比させています。)
強いて言えば、言いたい事は分かるけれど、原文の語彙選択や文章の組み立てが悪すぎるため、翻訳をすると自然な文章にならない、という感じでしょうか。

しかしながらそこはさすが管理人さんで、納得はされていないようでしたがきっちり翻訳されていました。
同じ文章で私が翻訳した文は、原文から忠実に訳出したというより、原文を読み、伝えたい内容はイメージできたので、そのイメージに寄せて訳出した、という感が強いです。

そこで思った事は2つ。

やはり管理人さんのような方でも、意味が分からない、翻訳に苦しむ、もーやだと思わず言ってしまうような文章があるのだという事。

そのような文章でも、仕事であれば原文に忠実に訳出しなくてはならないという事。

原文を読み、言いたい事は分かっていても、その原文に忠実に翻訳をしようと思うと文章が不自然になってしまう。
しかしながら不自然になっても原文を損なわないような翻訳を優先する、という事は特許翻訳を学習するようになってから今までも度々ありましたが、今日はその最たる文章だったのだと思います。

今まで翻訳の仕事を受けてきた際には、意訳しても、伝えたい内容を確実に訳出するようにしてきました。
その為、原文にはあるけれど訳出すると文章がおかしくなる場合、もしくは日本語では言わないけれど中国語では決まったフレーズを使用する習慣がある場合等、差支えなければ訳出しなかったり、原文を忠実に訳すことにならなくても訳出したりする事もありました。

翻訳する、という作業は当然ただ言語を置き換えるだけではないことは重々承知していますが、原文があまり良くないのに、その原文を損なわずかつ最善の訳出をする特許翻訳というのはハードルが高いと改めて感じました。

つい自分で勝手に文章を整える癖があるので、校正作業の際に、バイリンガルレビューで作成したWordを使い(私はターゲット・ソース言語を上下表示させています)確実に一語一語消し込みながら訳出しているか確認するようにしたいと思います。
次回、校正作業を行う際に気を付けたいと思います。

学習内容

0627 手術シミュレーション用軟質血管モデル(35)
0628     〃             (36)
0629     〃             (37)

1200 副業で特許翻訳を立ち上げる難しさ
2149 トライアルレビュー(電気)
3208 対訳収集のやり方とタイミング

学習時間

6.0時間



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