リライトは難しい
本日も引き続き手術シミュレーション用軟質血管モデルのビデオを視聴しました。
今日、(21)まで視聴しましたが、いつも、ビデオを視聴しながら、自分の訳と管理人さんの訳を比較してかかりの間違いを正したり、翻訳作業の流れを真似したりしていますが、最近特に感じているのは、「リライトは難しい!」という事。
ともすれば、管理人さんがとあっという間に、
切って→訳して→組み立てる・リライト→次の文章
と進んでいくので、自分でもそのスピードでできるような錯覚に陥りますが、絶対無理です。かなり時間が掛かります。
まず、文章の切れ目を間違えないように切る、というのが意外に難しいです。
セミコロンやコロンがある場合は良いのですが、私の場合言語が中国語ですのでつなぎの言葉として「的(~の)」が連続して出てきた時、一つの単語がどこまでかかっているのかが分からなくなる時があります。
かといって、ブチブチ短く切りすぎても意味が取れず、文章の組み立てで迷う事になるので適切に切るという事が非常に大切なのだと最近感じています。
今までも原文を読む際は、スラッシュで単語を区切りながら読んでいましたので、併せてどこにかかっていくのか矢印を書き入れて確認しますが、一番最後の部分が頭に掛かったりと、混乱する場合も度々あります。
そして、文章毎に翻訳し、元の文章に沿って翻訳分を組み立てていくのですが、やたら長くなることが多々あり、その場合もまた、文章を(勝手に)分けてよいのか、またどこで区切ったら良いのか判断に迷う事があります。
ビデオを視聴していると、長い文章は分けて訳されているので、そのあたりは翻訳者の判断になるのかな?と思いながらも、今まで見た中国語の明細書はかなり原文に忠実に訳されているので(つまり長い・・・)中国語翻訳はそういうスタイルなのか?とも思ったりもしています。
しかしながら当然文章が長いと、つなぎが微妙になり、リライトに悩みます。
意味が分かりやすくかつ読みやすい明細書に訳すには、日本語の能力がかなり要るとつくづく感じました。
「語感を磨かねば通訳翻訳は出来ない」と留学していた際に受講していた翻訳の授業の先生がよくおっしゃっていましたが、今その必要性を実感しています。
結局のところ、明細書にしろ読書にしろ、読むという面で数をこなし、知識を増やしていくしかないと思いますので「言葉」に今よりも敏感になって接していきたいと思います。
学習内容
0593 手術シミュレーション用軟質血管モデル(19)
0594 〃 (20)
0595 〃 (21)
クライアント先調査
学習時間
4.0時間