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対訳収集に時間が掛かる原因
類似特許の対訳収集中ですが、予定より大幅に時間が掛かってしまっています。
理由を今日は考えてみました。
問題点は大きく2点。
1点目は、背景知識の理解が足らず、対訳上の用語が本当に正しいのか確信が持てない、という事です。
その為、疑問に思うと、
辞書を引く
ネットで検索して調べる
等をまず行いますが、やはりこれで正しい、と確信を持つまでにかなりあれこれ調べ時間がかかる事が多いです。
調べた事をいちいち知子の情報やOneNoteに転記したりしていることも時間がかかる要因の一つですが、この作業は今後を見据えても必要なことですので、ここでかかる時間は惜しまないようにしています。
この解決法としてはやはり事前学習をもう少し広げて行う事が必要かと思いました。
その為にも、原文を最初に読んだ際、キーワードとなるであろう言葉をもう少し多めに、そしてなるべく正確に拾うしかないと思いました。
今回は原文は辞書はあまり使わず、一番最初にザックリと大意を掴むつもりで一度だけ読みました。
それでは正確さに欠けると思われるので(まだ原文の翻訳に入っていないので分からないのですが)もう少し時間が掛かっても辞書等引きながら読んだ方が良いのか?とも思っています。
これは原文の翻訳をしてみた時にもう一度再考したいと思います。
そして2点目は、辞書やネットに載っていない用語を調べるのにかなりの時間を要する事です。
そして、場合によっては答えが見つからない事も度々あります。
この事は当然今までもあった事なので、ビデオセミナー「0934 辞書に載っていない・ググっても出てこない専門用語の調理法」も視聴済みです。
その中で学んだ、「分解して、連想して、組み合わせて打ち直す」と言う作業も行っていますが、検索ワードが上手く当たらない場合も多く、1点目と問題点がリンクしていますが、やはり知識不足から来ていると思います。
画像も併せて検索するとヒントとなるような事項を見つけられたりするので、時間がかかる原因ともなりますが、正確さを考えると妥協できず必ず見るようにしています。
調べの付いていない単語を、特許明細書に載っているからと言って、どんどん用語ベースに追加するような事は出来ないので、納得できない場合は用語として追加はしませんが、メモリとしては残ってしまうのでまたそこであれこれ考えてしまいます。
見切りも必要だと思い時間も意識していますが、
「こうなのではないか?」と思いながら、調べがつかない場合、
「明細書にはこのように訳してあるのだからこちらが正確なのではないか」とそのまま次へ進む、という事も多々あります。
やはり自分の知識に自信がない事で、明細書の訳に大きく引きずられてしまいがちなので、ここが違うと言い切れるよう知識を付けなくてはならないと思います。
中国語の専門辞書が少ない、という事もあり、英語の原文を参照し、英語から中国語へと確認したりもしますが、そうなるとまたかなり時間を取りますので、そのような作業ももう少し効率よく行えるよう、量をこなして慣れていく必要もあると思っています。
正直、対訳があってもこんなに難しいのに、自力で翻訳するというのは果てしない作業に思えてしまいますが、逆に考えれば対訳があるからこそヒントをもらいつつ的確な工程を引き出せるという事でもあると思いますので、一歩づつでも確実に進んでいきたいと思います。
学習しながら改善策を考え、正確な訳文に近づけるよう、研鑽するしかない、と思う最近です。
学習内容
類似特許
Trados翻訳
学習時間
5.5時間