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学習記録
4/27
TC0194 岡野の化学(194)
TC0195 岡野の化学(195)
TC0196 岡野の化学(196)
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3526 特許翻訳業界(1)
3527 特許翻訳業界(2)途中
4/28
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3527 特許翻訳業界(2)
3528 特許翻訳業界(3) 途中
3529 アフターコロナをどう生き抜くか
学習時間
4/27 8.5時間
4/28 9.0時間
今日のまとめ:超臨界流体とデカフェ
昨日は超臨界流体を、今日は水和水を中心に学習しました。
超臨界流体とは、臨界温度及び臨界圧力を超えた領域の物質であり、抽出や分離などの媒体として効果的に利用されています。
その中でも、へえ~と思ったのが、デカフェ。
私はコーヒーが大好きなのですが、カフェインには覚醒作用や利尿作用がありますよね。
私も夕方以降にコーヒーを飲むと確実に夜寝られなくなりますw
デカフェならいつでも飲めるので便利ですよね!
デカフェとは、コーヒー豆に入っているカフェインの成分を取り除いたカフェインレスコーヒーの事です。
カフェインの除去方法は幾通りかあるようですが、今日学習した超臨界流体を使った方法は、超臨界二酸化炭素を用いる抽出分離法でした。
超臨界流体・超臨界二酸化炭素
気体と液体が共存できる限界の温度・圧力(臨界点)を超えた状態にあり、通常の気体、液体とは異なる性質を示すユニークな流体です。
この超臨界流体は、どこにでも忍び込む気体の性質(拡散性)と、成分を溶かし出す液体の性質(溶解性)を持ち、且つ、その物性を連続して大幅に変化できる特長を持っています。
このため、二酸化炭素を超臨界流体として使用すれば、化学、食品分野などでの有機溶媒の代替としても利用でき、人にやさしく、環境にやさしい技術として注目を浴びています。
超臨界二酸化炭素抽出法とは
二酸化炭素を「超臨界流体」の状態にしてカフェインを抽出する方法です。
上記にもありますが、超臨界流体は「気体の拡散性」と「液体の溶解性」を併せ持っているため、コーヒー豆の内部への浸透性が高く、成分の抽出率に優れているそうです。
二酸化炭素は、圧力が通常の気圧の120倍ほどになると、「超臨界状態」という、気体のように動くことができる性質と液体のように物を溶かすことができる性質を併せ持つようになります。
そこで、水で湿らせたコーヒー豆に、この超臨界状態の二酸化炭素を循環させるとカフェインは豆から超臨界二酸化炭素中へ移動してくるので溶かして除去することができるのです。
カフェイン抽出後は、圧力を元に戻せば二酸化炭素は気体に戻ってコーヒー豆の中から出ていきますので、味や風味も損なわれず、安全性も高いとのことですので安心ですよね。
なんとこの方法を使用することによりカフェインを99%近く除去できるそうです。
今はお店も自粛中ですが、スターバックスやUCCで飲めるデカフェも、この超臨界二酸化炭素抽出法を使ったものだそうです。
今度ぜひ飲んでみたいと思います!
ただ、このデカフェ、現在はバイオテクノロジーの進歩で、初めからカフェインを含まないコーヒーの木が研究開発されているようです。
その名も「カフェインレスコーヒーノキ」!!
参照 https://coffeemecca.jp/column/trivia/8939
技術の進歩はすごいですね~
確かに最初からカフェインレスならば、大掛かりな設備もいらないですよね。
超臨界二酸化炭素で抽出したデカフェコーヒーと、このコーヒーノキのコーヒー。
いつか飲み比べしてみたいです!