Contents
学習内容
3/24
TC0120 岡野の化学(120)
TC0121 岡野の化学(121)
TC0122 岡野の化学(122)
TC0123 岡野の化学(123)
0496 理系的発想法の正体
0530 面倒くさい奴と思われないためのメールライティング術
3485 記録と振り返り
0538 弁理士ブログの歩き方
日本語明細書読み 2件
3/25
TC0124 岡野の化学(124)
TC0125 岡野の化学(125)
3486 自分の頭で考える
学習時間
3/24 10時間
3/25 6.0時間
今日のまとめ:化学を学習するという事
いつも日本語明細書を読む際は、化学や物理で習った内容をキーワードとして、検索しています。
まだ、明細書を読み、形式に慣れる目的で読んでいるため、自分がなるべく読みやすい物を選んでプリントアウトしています。
具体的には、
あまり長くないもの(総ページ数にして50枚以内のもの)
習った内容が出てくるもの
興味が持てそうなもの
というザックリとした基準で選んでいます。
いつも、明細書を読み、その内容を簡単に一覧表にまとめていますが、明細書の中から抜き出すのではなく、自分の言葉でまとめるようにしているので、作成し終わるまでに時間が掛かります。
やはり、内容への理解度が高いと日本語で読んでいるので、ここが一番要点だな、と思いさっとまとめられたりします。
でも、そういう事はあまり多くなく、大体いつもは、一番言いたい事はこれなんだろうけれど、そのほかの微差の部分はどうまとめておけば良いかな?と迷ってしまいます。
今回、化学の学習の際、ビデオで管理人さんが説明して下さっていた沈殿を絡めた水処理の明細書を読みました。
ビデオで管理人さんが見せて下さっていた水処理前・後の写真などを見て、「え??こんな簡単な作業でここまで水が綺麗になるの?」とかなり驚き、興味を持ったからです。
結論から言うと、今まで読んだどの明細書よりも理解度が高かったと思います。
その日習った沈殿、分離等の内容やそれ以前に学習したポリマーの架橋反応、また水素結合によりポリアミノ酸が保湿性を大きく有することなど、本当に今まで学習して来た事がこれでもか、と出てきて、ああ、これはあそこでやったな、ここはこう学習したな、と、とても興味深く読む事ができました。
化学を学習し、明細書を読むというのはこういう事なんだと正直初めて心底納得しました。
勿論、今までも、習った内容を使って読んでは来たのですが、既習範囲で理解できる内容が本当に狭い一部分だったりして、読んではいるけれど、はっきりとイメージできないという事が多々ありました。
今は、目的のためには細部への理解にこだわるべきではなく、全体としてこの特許は理由がこうで、このような発明をしたので、ここが一番訴えたいところだ、という内容が自分で大意をつかみ表にまとめられたら良し、としていたので一つ一つ言葉を調べる等と言った深い学習はしていません。
やはりいつも管理人さんがおっしゃっていますが、化学や物理等の学習をし理解したうえで明細書を読むという事が、どれほど理解のレベルを上げるのかという重要性がよく分かりました。
今まで、学習の意義を頭では理解していると思っていましたが、今回自分で「理解するという事はこういう事なんだ。」と感じられたことは大きかったです。
これからもこのような体験を多くできるよう、学習を続けていきたいと思います。