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Tradosのミスから復活!(KokoDokiさんのご指導にてw)
先日、Tradosに原文を読み込ませる際、違う原文を読ませてしまうという何ともショボいミスをした私です・・・
詳しくはこちら ↓
その後原文を正しいものに変更しようと検索してみるものの、よく分からず・・・・・・
ここはもう一旦このプロジェクトを削除して、Tradosの練習がてら新しいプロジェクトを再度作成しようと思ったのですが、それも行っても大丈夫なのか・・・不安がぬぐい切れませんでした。
そこで、TradosのOJTをして頂いているKokoDokiさんにご相談してみました。
お忙しい中、迅速に返信を頂き、大変助かりました!!
ありがとうございました!
今回の私のミスは「別の原文を設定した」という事です。
ただ、KokoDokiさんから
「仕事上で、”差し替え”のファイルが送られてくることはあります。その練習だと思えば大丈夫ですよ。」
との優しいお言葉が・・・
何ともありがたい事です。
そして、なるほど~と思いました。
特許翻訳ではほとんどないそうですが、確かにその他の翻訳では、翻訳作業開始後に原文の一部を差し替え、等という事はありそうなシチュエーションですよね。
もし、皆様にもそのような事があった際、ご参考にして頂ければ、と思い、
KokoDokiさんにもご快諾頂きましたので、その方法をシェアさせて頂きます。
私はTrados studio 2019を使用しておりますので、そちらの操作方法になります。
ご了承下さい。
Trados 2019はプロジェクト内に後付けでファイル追加ができる!
Trados 2019は、プロジェクトを一旦作成しても、あとからファイルの追加が可能だそうです。
今回の私の場合は、正しい原文ファイルを追加ファイルとして設定しました。
最初に私がイメージしたのは、現ファイルに新ファイルを統合する、もしくは完全に上書きする、というものでしたが、そうではないのですね。
ファイルを追加するプロジェクトの選択
まず、ファイルを追加するプロジェクトをダブルクリックします。
ファイルの追加方法は2通りあります
1:
*任意の場所で右クリックする。
*以下のようなプルダウンが表示されるので、
「ファイルの追加」→「ファイルを追加してカスタム一括タスクを
実行する」を選択
2:
*「ホーム」 → 「ファイルの追加」の右横▼をクリックします。
(上の写真の一番上部小さな赤色四角部分です。
詳しくは下の写真をご覧下さい。)
*「ファイルを追加してカスタム一括タスクを実行する」をクリック。
1および2のどちらかからファイルを追加します。
すると、以下のように一括タスクを実行するか聞いてくるので、
「完了」を押します。
このタスクにより、ファイル追加時に翻訳メモリ等のマッチ部分があれば
訳文セグメントに挿入されます。
無事完了しました。
「閉じる」をクリックします。
ファイルは追加の状態で表示される
ファイルの追加設定が終了すると、以下のように新たにファイルが追加されていました。
上が旧ファイルで、下が新ファイルです。
この操作でファイルを追加することによって、翻訳メモリも用語ベースもこれまで通り使用できます!
そして、私の場合は旧ファイルは必要ないので放置し、新ファイルにて作業を行っていくことになります。
ただ、ここでKokoDokiさんから、
「試しに作業中に旧ファイルも開いてみると、翻訳メモリとのマッチ部分がどのように表示されるか確認できるので、関連案件を訳出するとなると、このような進行になるのかという事が把握できますよ。」
と教えて頂きました。
なるほど~!!
旧ファイルと新ファイルを同時に選択して開くと、1つのエディタ上に2つのファイルが翻訳対象として開きます。
旧ファイルを開いた後新ファイルを開くと、別々のファイルとしてTradosが処理します。
作業を終えてみて
あれほど悩んでいたのに、とても簡単にファイルを追加する事ができ、驚きました。
ただ、今回KokoDokiさんのご指導が無ければ、私では解決法が分からず、一からやり直していたと思います。(すでにその予定でしたw)
やはり専門知識のある方にご指導頂けると安心感が違います。
Tradosはどんどん触って慣れていく、とよくネット等にも書いてありますが、あまり変な操作をすると取り返しがつかなくなるのでは?という不安は正直あります。
インターネットに書いてあることも、最終的には自分で情報の取捨選択が必要ですし・・・
今回の私のように、Tradosの操作に不安がある方は、KokoDokiさんのOJTを受けるのがお薦めです。
やはり時間はお金には代えられないですよね。
私も今回あれこれ悩み調べましたが、それは今後OJTが終わった後、自力で解決していかなければならないのでその練習!との思いもありましたし、やはり丸投げでの質問は違う(でも投げましたwすみません。)との思いもあったからです。
ただ、時間はかなりロスしました。
学習できる期間にこのような種類の時間の喪失はかなり痛手です。
KokoDokiさんにご相談したら疑問点はすぐに解決して、さらにプラスアルファの知識まで教えて頂けました。
とても参考になりました。
KokoDokiさんに指導して頂ける間に、色々作業を行い、どんどん操作をマスターしていきたいです。
OJTが終わってもサブスクリプションして欲しいです~ww
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